考える事を、止めてしまえたらどんなに楽なのかな…。
キューブに保管される童話達。
どんなに内容が違えど、一つだけ一致するのは、「生と死」だと思う。
テーマが違う所にあっても、必ず「生と死」が存在してる気がする。
どうしてだろう、こんなにも触れているのに…リアルでは追いつけない。
想像も出来ないくらいに悲しくて、怖くて、辛い…。
こんなにも涙が止まらないのは何故だろう…。
生まれたら死ぬ…それが自然の摂理…。
なのに納得できない…物語を綴るのとリアルで感じる想いは別ものなのかな…。
もちろん物語を綴る上で、哀しみの感情が生まれないわけではない…
その感情が生まれなければ、何も創造する事は出来ないと思ってる…。
ただ、このリアルで感じる想いはどうしたらいいんだろう。
逃げ道もなく、避けて通れない…それが自然だ…。
どんなに終わらせたくないと願っても、やがて訪れる「死」。
望まれる「生」と望まれない「死」。
望まれる「死」と望まれない「生」。
物語を書く上では、何も問題ないこの言葉ですら、リアルでは痛すぎる…。
もっとずっと、傍にいたいのに……
怖いよ…PR